8月31日(土)は、兵庫県看護協会の研修に参加しました。
看護師は、いくつになっても、自己研鑽しないといけません。
近頃は、年齢とともに容姿が衰えていく芸能人のことを『劣化が甚だしい』等、失礼きまわりない表現がネット上にでていますが、私たちは、職業人として、頭の中が劣化しないようにつとめないといけませんね。(笑)
午前中は、北海道大学の松尾睦先生「経験から学ぶリフレクション」でした。
松尾先生は、経営学の先生で、私の本棚にも、先生の著書が並んでいます。
「マニュアルにはない、困難事象に毎日遭遇する看護師長が、成長できる場の創造」を課題にしている私には、実りのある研修でした。
今後、当院のダイアローグ(対話)の会に活かしていきたいと思います。
(会場で、知り合った看護管理者から、某大学病院では、ダイアローグカフェとして、管理者の学びの場をすでに作っているとのこと。)
研修にでるとネットワークができ、そこからも、新しい情報がもらえますね。
お昼は、同じ席になった、リハビリテーション病院の看護管理者たちと、協会近くのお蕎麦屋さんで、昼食をご一緒させていただきました。
午後からは、日本看護協会の奥村元子さんの「人づくり、職場づくり、ネットワークづくり」の研修を受けました。
奥村さんの、エレガントな語り口は、いつ聞いても心地よいです。
研修の最初のつかみは、
「今日放送の『あまちゃん(NHKの朝ドラ)』で天野アキ(主人公:能年玲奈さん)と春子(アキの母:小泉今日子さん)が、春子の20年前を思い返して語るシーンがありました。原宿の交差点で春子が、『ここに立ってたことある、ママ。ここでね信号待ってるとスカウトマンに声かけられるっていう噂を聞いて、朝から晩までここに立ってたの』という場面です。その場所は、日本看護協会前なんですよ」
という話でした。
(私は、毎日、あまちゃんチェックしているので、ウンウンと共感
)
『あまちゃん』ファンの私には、大変嬉しいニュースでした。
研修の内容は、看護師が働き続けられる環境づくりとして、現在、ちまたで話題の、夜勤12時間勤務の話もありました。労働科学からの視点が大事ということでした。
今回は、二つのテーマとも、私が看護部長として取り組んでいることなので、睡魔が訪れることもなく、身を乗り出して聞き入ってしまいました。
1日で二つの講演を聞くことが出来て4500円とは、大変コストパフォーマンスがいい研修です。
さて、これからどう実行に移そうか・・・・と行動・思考の糧になる学びができました。